毎度お世話になっております。
お騒がせしております近況の件ですが、心療内科の医師より抑うつ状態との診断を受け、休職中および東京を去って地元に戻っております。
また、今後東京勤務に戻ることはないと思われますので、東京でのオタク人生は終わりを迎えることとなりました。
東京でお会いしたオタクの皆様、およびアイドルの皆様には大変お世話になりました。また遠征はすると思いますのでその際はよろしくお願いします。っていうか関西に遠征してきてください。
ここからは備忘録もかねて、抑うつ状態のアイドルオタクとして過ごすとどうなるのかを記しておきます。
元気だったころ
①平日の自分と休日のアイドルオタクの自分との乖離
病んでいった主原因は、仕事の中で業務をこなす能力が低かった事、および業務のタスク管理が壊滅的に下手糞であったために、仕事が全く上手く回せず、抱え込んだフラストレーションが爆発したことにあります。別にアイドルで病んだわけではないことだけは記しておきます。
今から思い返せば、平日は20時ごろから安くなるローソンの弁当とスナック菓子をドカ食いし、不安を消すためにアルコール9%のチューハイで泥酔し、気絶するように寝て、翌朝死んだように出社するという完全に不健康極まりない日々でした。
一方休日は平日の間ににため込んだフラストレーションを発散するべく、毎週アイドル現場に行くという生活を送ってまいりました。
しかし、いつからか平日の「自分」と休日の「ロリンザーユーザー」として過ごす明るい日々があまりにも乖離してしまい、結局休日を挟んでも「自分」のストレスが解消されることがなくなっていきました。
ロ(リ)ンザーユーズァー!!(誰)
②休日だろうがライブ中だろうが常に不安にさいなまれる
そんな状態ですので、平日から引きずったストレスのせいでアイドルのライブ中でもふとした瞬間に不安に襲われますし、対バンライブで知らんグループ見てる時とかはすぐ仕事への不安が頭をよぎっていました。知らない曲でも無理やり振りコピするなどして気を紛らわせようとしますが、BPM低めのバラード調の曲が来た時などはもう本当にやることがなく、頭の中が月曜日からの仕事のことでいっぱいでした。
末期にはスマホが鳴るだけでおびえていたので、推しのツイッター(現X)の通知をとっていたのを解除してできるだけスマホを見ないようにしていました。社用のメールをプライベートのスマホに転送するのは本当に避けた方がよいです。
③特典会中の会話で言葉が出てこなくなる
そんなわけで脳が常に疲労困憊の状態ですので、アイドルとの特典会中にもとっさに言葉が出てこなくなったり、的外れな返答が多発していました。自分の話す内容はもちろん、相手が何言っているのかもニュアンスすらつかめなくなっていったので、聞こえなかったふりして再度聞き直したりもしていました。
末期にはアイドル側にもそんな状態であることが伝わっていたらしく、
「あー、今のだけで疲れてるのは分かったわ……」といわれる始末でした。
救ってくれ
④身だしなみがどうでもよくなる
またこれはアイドルオタクとか関係ないんですが、抑うつ状態になると風呂に入れなくなります。私自身、夏でも湯船につかるぐらい風呂好きでしたが、症状が悪化してからは完全に風呂に入る・シャワーを浴びるという行為が億劫になり、果ては着替えすら面倒になりますし、靴下を履くという動作一つでも本当にエネルギーを使います。
(アイドルには臭く思われたくないので)アイドル現場にはシャワーを浴びてから行ってましたが、アイドルという趣味がなければ土日はシャワーすら浴びていなかったのではないかと、今考えればぎょっとするような毎日でした。
そんな状態ですので身だしなみを整えようとか完全に考えなくなります。特に最後の方はライブ関係のTシャツ以外に外出するための服がなくなってました。
殺人(さつんちゅ)Tシャツ
④そして終焉へ・・・・・・
最終的には仕事でミスが頻発したうえにコロナウイルスに感染してすべての業務が回らなくなり、休日に出勤しても取返しようもない状態になってしまい、ギブアップ→休職→地元へ送還となりました。
ちなみに私も初めての体験だったのですが、休職が決定した瞬間からめちゃくちゃ体調が悪くなります。急性期と呼ばれる時期らしいのですが、仕事している間に張り詰めていたものが切れてしまい、ガソリンがなくなった車のようにドッと調子が悪くなり、布団に寝転ぶだけの日々が続き、ツイートもままならないようになりました。この急性期の時期はキラキラしたアイドルのツイートもオタクのツイートも見るだけでしんどくなりますマジで。完全に思考停止しながらいいねボタンだけ押していました。
休職から1か月ほどたってその急性期は抜けてきたようなのでリハビリもかねてブログを書きました。ご心配をおかけしたオタクの皆さんおよびアイドルの皆さんには重ねて申し訳ございません。今は何とか復職に向けて日々過ごしております。
皆さんも無理はしない方が良いし病まない方が良いんですが、病んでしまった時の何かの参考になれば。
参考資料